「私は株で200万ドル儲けた」マイケル・ダーバス を読んだ感想
ダンサーのダーバスが、株を始めたきっかけから、負け続けた初心者時代、勝てるようになってからのスランプなど、投資人生を描いた自伝です。
当時の心情を豊富に盛り込まれているので、小説のようにすらすら読める本です。
簡単に読めるのですが、手法の大切さを教えてくれる良い本でした。
内容紹介
●依頼主に出演料の代わりに株をもらい、興味を持つ。
●投資助言に頼り、負け続けた初心者時代。ギャンブル投資をやめる決意。
●自分なりの手法を確立し、勝ちが続く。手法の確立。
●スランプ。自分の手法を崩し、負け続ける。
●自分の手法を見つめなおし、再度勝てる投資家に成長。
読んでみた感想
初心者時代部分は、あぁ、あるある、と感じることが満載でした。
例えば、投資新聞を読み、自分があたかも崇高なことをしてるように自己陶酔する。そして情報をまるまる信じてしまう。
一度の勝ちを求めて、負けを積み重ねる完全なるギャンブルトレード。
自分を見ているようでした。そこから、分析を進め勝ちに転じていく姿は胸が熱くなります。
手法としては、テクニカル絶対、ファンダメンタル一切無視で、ボックス理論というルール通りの決済を実施するという内容です。なるほどなぁと思います。こういう手法を確立したトレードを目指しているので、姿勢が随分と勉強になりました。